堀江貴文さんの著書「健康の結論」を読んでみた。
結論としては、これからの時代に健康的に生きるには自分で率先して動くことが大切であると言える。
近年多くの著名人が大切なものとしてあげる「健康」だが、それは自分で作れる、そのための知識の基礎として、また現在の自身の健康管理の方法の確認としても有効な著書である。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)をあげることで人生をより良くすることがこれからの人生100年時代で大切なことである。
「健康の結論」で書かれていること
人生100年時代を死ぬまで有意義に過ごすためにどのように健康管理をしていくべきか、また効果的な検査の受診などについても書かれている。
医療従事者のそれとは違い、専門的な用語は極力省かれて誰もが分かりやすく興味の持てるような内容になっている。
また「40歳くらいからが大人でちょうど良い」という独自の認識から考える健康管理などがとても興味深く読むことができるし「AEDの使い方を義務教育のように教えるべき」という考えなども素晴らしい。
落合陽一さんとの対談では超多忙な著名人がどのように健康に気を使っているかが記述されていて、同年代のビジネスマンやフリーランスにはとても参考になる。
健康管理について書かれているが、その切り口が独特で基礎となる考え方を学ぶのには良い本であると言える。
✅AEDの有効活用方などがビジネスマン的な考え方と社会貢献の両方に当てはまっていて面白い
✅落合陽一さんや堀江貴文さんの健康管理が対談で読むことができて参考になる
行動力で健康を維持するという考え方
この著書では「行動力で命が救える」と記載されていて、積極的に行動することで健康管理をする方法などが記載されている。
例えば、日本で馴染みの薄いHPVウイルスも除菌できることが紹介されていたり、日本での癌の原因は多くが感染症由来のものであり、それらは検査をすることで早期発見できたり予防することができることが紹介されている。
以前から啓蒙されているピロリ菌検査についても積極的に検査し除去することがすすめられている。
ピロリ菌検査の感想はこちらから
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ピロリ菌検査をしてみた体験談と感想また各種の癌検診は日本ではまだまだ受診率が低く、これらを受けることにより癌のリスクを減らすことができることが書かれている。
歯周病予防の大切さ
日本人がついつい健康の結論おろそかにしがちな歯の健康についても詳しく記載されている。
欧米では歯間ブラシやデンタルフロスを使うことが日常的で、歯の健康にとても気を使っていたりその習慣がない日本では入れ歯の率が格段に高いことが書かれている。
人生を長く生きる上で自分の歯で噛むということはとても大切でQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるためには必須であると説かれている。
自分でも治療のために抜いてしまった歯があるので、この考えにはとても共感できるし明日からでもできることであると言える。
まずは本著に書かれている通りに3ヶ月に1度は歯科に行き歯の健康を促進していくことを心がけていきたい。
まとめ
健康は自分から動いていくことで作ることができる。
ピロリ菌検査や歯の定期的な治療などすぐできることはすぐやるべき。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)をあげて長生きするためにも健康に興味を持つことは大切。
「健康の結論」@takapon_jp さんの著書を読了
以前ピロリ菌ヤバイをみて、自分もピロリ菌検査をするきっかけになった
非医療従事者がこういった啓蒙をする事は、健康に興味を持つ人が増えるきっかけとしては良いと思う#読書 #健康の結論 pic.twitter.com/2nuFGpqziC— 天むす💻デジタル音楽野郎 (@tenmusu20) 2019年2月8日
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