DTMを初める時にはDAW(デジタルオーディオワークステーション)が必ず必要になります。
DAWは信頼できるものを選び、かつ周りに使用している人がいたり、情報が多い=使っている人が多いものを使うことが鉄則とも言えます。
現在のDAWは高性能化し付属プラグインも充実していたり、または無料でも驚くほどの性能を持つものが多いです。
自分の作りたい音楽にあったもので、かつ使い方などの情報が集めやすい DAWを探すことはDTM上達の近道です。
DAWの中でもその要件を満たした厳選5つを紹介していきます。
オススメオーディオインターフェイスの記事と合わせて読んでみてください。
DTMで初心者にもオススメのオーディオインターフェイス5選CUBASE
自身でも初代 CUBASE時代から使用し、実に15年近くお世話になっているDAWで、日本での使用者も多く情報も非常に多いソフトです。
特徴としてはとにかくMIDIもオーデイオも使いやすく、その両方をシームレスに扱いやすい所が秀逸です。
とにかくバランスがよく作曲やトラックメイクを中心にしたい方から、自宅で本格的なレコーディングをしたいという用途まで幅広く対応が可能です。
自分としてはワークスペースの使いやすさと、サンプルトラックがあることでオーディオ素材を素早く形にできて、かつMIDI編集に強いという所がこちらを長年使う理由です。
とにかく自分の中の音楽を素早く形にする力に優れたDAWと言えます。
有名なプロデューサーでは中田ヤスタカ氏などが利用していることでも知られています。
Logic PRO
MACに特化したソフトで、MACユーザーの特権とも言えることの一つが「Logicを使える」と言われるほど高機能でコスパに優れたDAWです。
その特徴は付属のプラグインが高性能で、それだけでも楽曲制作やミックスマスタリングまでもできてしまうという所です。
flex pitch やflex timeなどは正しいピッチやタイミングを初心者でも分かりやすく導くことができます。
またapple loopも使用できることで、GarageBandやiPhoneで曲作りをしていた人が乗り換えるのにも最適なDAWでその進化系がLogicと言えます。
付属プラグインで曲作りを完結し、ミックスとマスタリングまでできるということは満足感の高いDAWであると言えます。
有名なアーティストでは宇多田ヒカルさんなどが利用していることで知られています。
Ableton LIVE
近年HIP HOPなどでは使用者が格段に増え、その独自の機能から他のDAWをメインにしながらも併用されるほどの特性を持ったDAWです。
その特徴がオーデオ素材をとにかく直感的に扱うことが可能で、spliceなどのサブスク全盛の時代において、とても合理的かつアイディアを形にしやすいということが言えます。
とにかくオーデオサンプルをテンポやキーを考えないで並べても、自然とかっこいい曲が作れるような操作性が魅力です。
さらに搭載している音素材も豊富でそこから無限のバリエーションを作れるような仕様も魅力的なDAWです。
PUSHとの連携面も含めて、とにかくサンプルや音素材から直感的に音楽を作っていきたい人にうってつけのDAWです。
有名なプロデューサーではDUB STEPの神Skrillexなどが利用しています。
PRO TOOLS
録音機能ならば最強のDAWで、プロユースのスタジオで導入されていることの多いPRO TOOL HD(HDX)との互換性もある為、自宅の本格的なレコーディングに適したDAWです。
その特徴としては自宅でレコーディングしたデータをセッションデータごとスタジオに持ち込めるという強みがあることです。
とにかくミックスコンソールの見やすさは抜群で、エフェクトの可視化が素晴らしくセンドとインサートの見えやすさは他のDAWにはない良さがあります。
近年では唯一の弱点とされていたMIDI機能も大幅に改善され、まさに隙なしのDAWになってきています。
とにかくレコーデイングが主体でDAWを利用する用途の方には間違いなくPRO TOOLSが一番オススメと言えます。
有名なアーティストではミックスエンジニアD.O.I氏が長年使うDAWとして有名です。
STUDIO ONE
出音に特徴があると言われ最近メキメキと使用者を増やしているDAWです。
その特徴としては高性能の無料バージョンがあり、それだけでもある程度はできてしまうという参入障壁の低さと言えます。
STUDIO ONEはよくCUBASEと比較されることも多い万能型のDAWでバランスが優れているところもオススメな点です。
さらに個人的にはDAWの音質差というものにはそこまで関心があるものではないのですが、STUDIO ONEの音質については特筆されることも多いです。
とにかく比較的新しいDAWであるSTUDIO ONEは過去のレーテンシーも多かった時代からのバージョンのアップデートもなく、動作が軽快であることからクリーンな音質であると言われています。
最近ではCHARAさんの使用などでも話題になっているDAWです。
まとめ
自分の使用用途にあったDAWを選びましょう。
身近に利用者がいるDAWを選びましょう。
情報量の多いDAWを選ぶとDTMの仕組みでつまずいて作曲やトラックメイクできないというリスクを減らすことができます。
DTMでのパソコン選びはこちらの記事で書いています。
DTMでも使えるWINDOWSデスクトップPCを安く探す方法こちらの楽器屋さんでも各DAWが購入可能です。
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