近年の外国での再評価と日本でのブーム再来で、よく聞く言葉となった「シティポップ」。
シティポップは良曲が多く聞きやすい音楽なので、ぜひ触れて欲しい音楽ジャンルです。
某テレビ番組で大貫妙子さんの『SUNSHOWER』のレコードを買いに日本に来た外国人の様子が放送されたりと、昔からのファンと新規ファンが交わり盛り上がりを見せています。
シティポップの定義は様々で最近では「Suchmos」なども含められるなど多様性を見せていますが、往年の入門編的曲を紹介していきたいと思います。
中には個人的なベストが入っていたりもしますが、R&Bが好きな方やソウルミュージックが好きな方にも興味を持ってもらえる曲で、かつ普通にも聞きやすい名曲を考えてみました。
竹内まりや「Plastic love」
イントロからして最高です!!サンプリングネタにも最適な良曲です。
竹内まりやさんの透き通った歌声がまさにエモーショナルな感情を呼び起こし、ギターのカッティングやホーンアレンジがソウル&ディスコ的な感じで気持ちいいです。
しかしながらシティポップの良さとして、そんなことは考えて聞かなくても、とにかく聞きやすい曲であり多くの人に共感を得やすいという一番重要な部分を満たしています。
竹内まりやさんといえばヒット曲多数ありますがその中でも好きな曲です。
山下達郎「RIDE ON TIME」
こちらも説明不要のヒットメーカー山下達郎さんの曲です。
疾走感溢れるドライブで聞きたくなるような曲です。
山下達郎さんといえばヒット曲に枚挙がないのですが、シティポップと分類される曲の耐久性の高さと普遍性は群を抜いている気がします。
確実に2、30年後にも聞いているであろうと思える曲です。
大貫妙子「都会」
日本でシティポップの象徴的な存在とも言える大貫妙子さんのアナログ大ヒットアルバム「 Sunshower」で自分がとても好きな曲です。
まずはイントロのサックスが甘い感じでNUJABESがサンプリングしそうな素晴らしさです。
そして歌唱導入部分の「眠らない夜の街〜」の歌い方など、不安定にも聞こえるような、後のブラックミュージックの表現に通じるところがあります。
サビに入るコーラスも、のちに90年代R&Bではやるような感じです。
そしてドラムが全体的に硬くて跳ねている感じがとてもかっこいいです。
途中入ってくるシンセのリフなんかも感動的なバランスです。
それも納得の坂本龍一さんが関わっている曲です。
角松敏生「YOKOHAMA TWILIGHT TIME」
角松敏生さんのデビュー曲であり代表曲の曲です。
この曲の趣としては、後の日本的な歌謡曲の土台となるようなコード感やメロディを持っていて聞きやすく馴染みやすいシティポップ的な要素を満たしている曲です。
「BABY〜」というサビもキャッチーで覚えやすいですね。
大滝詠一「君は天然色」
大滝詠一さんの大ヒットアルバム「ロングバケーション」にも入っているCMでもおなじみの曲です。
当時から大ヒットし今でもよく聞くのですが、シティポップとしてもとても気持ちのいい曲です。
大滝詠一さんはとにかく歌声が素敵でシティポップシティポップ的な聞きやすさでオススメしやすい歌手の一人です。
番外編
自分がクラブDJをしていた時にシティポップとは何かも知らず、海外の音楽のみに傾倒していた時に衝撃を受けた曲です。
世界屈指のレコードディガーMURO氏が手がける、BOOさんという方の山下達郎サンプリングの良曲です。
この多幸感が素晴らしすぎる曲で、クラブの最後の曲で聞きたいような曲です。
まとめ
シティポップは日本の曲の良さを再確認させてくれるジャンルです。
海外で評価が高くLPレコードなどの需要もとても高い。
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