フリースタイルダンジョンや高校生ラップ選手権などの盛り上がりで、最近若い世代にも人気がある日本語ラップ。
日本語ラップの曲の中で日本語だからこそできる「あたたかみを感じる表現」がなされているおすすめの名曲を集めてみました。
ほっこりさせてくれたり、涙を流すほどの感動を与えてくれたりとその多彩な魅力があるのが日本語ラップです。
アメリカのラップにありがちなハードな感じとは違った良さを感じてもらえてら幸いです。
Contents
ゆれる/EVISBEATS feat 田我流
EVISBEATSと田我流の超名曲で日本語ラップクラシックスの常連にもあがる、とても心にしみる曲です。
何気ない日常の1コマを切り取りそれに合わせたPVが癒しの曲ですが、田我流の言葉選びや表現法が、単なるほのぼのした曲に成り下がらないキレを生んでいて、「おはぎの甘さを引き立たせるために塩を入れる」ような奥深い曲となっています。
トラックもEVISBEATS印のあたたかみのある王道のトラックでまさにオールタイムフェイバリットの曲といえます。
夜を使い果たして/STUTS feat PUNPEE
STUTSとPUNPEEの黄金コンビによるいわゆるアフタークラブの曲ですが、哀愁が漂ってそのシチュエーションでなくても涙を誘う曲です。
クラブ帰りの情景や感情を吐露したリリックスや、それに合った映像がエモーショナルな感じを与えてくれています。
夜遊びの帰りにこの曲を聴くと何とも言えない感情がわいてくる共感されやすい名曲です。
STUTSのアルバムレビューはこちらです。
STUTS 「Eutopia」のレビューと曲紹介あかりfromHERE/クラムボン featuring ILL-BOSSTINO
もはや日本語ラップという表現ではないかもしれませんが、クラムボンとILL-BOSSTINOの魂の邂逅とも言える日本語の言霊を感じる曲です。
この曲を初めて聞いた時には涙が止まらなかったのを今も覚えています。
その感情は情緒的に出てくる涙というよりも、嬉しい時に泣きたくなるそれに似ていて、自分の中に色々な感情が入り乱れてそれを吐き出したいときにはこの曲を思い出して聞いてみて欲しいです。
とにかくボスのラップに歌詞に聞き入ってしまいクラムボンの演奏と歌声にさらに引き込まれてあっという間に時間が過ぎていきます。
色々と聞く手段はあるのですが、このライブ映像が1番この曲の良さを表していると思います。
LONELY NIGHTS/tofubeats
tofubeatsとyoung JUJUの黄金コンビによる、ライトな感じながらも涙を誘うような曲です。
メジャーフィールドにおいて日本語ラップの良さや哀愁感が損なわれず表現されている名曲です。
PVとのイメージもとてもあっていて、young JUJUの華のあるラップとtofubeatsのフックが相性抜群の曲です。
tofubeatsのRUNのレビューはこちらです。
tofubeatsアルバム「RUN」を聞いた&レビュー徳之島/輪入道
徳之島にライブをしに行った時のことをラップにして歌った。ただそれだけの曲がここまで人の心を動かせるのかと思わされる輪入道の名曲です。
輪入道の魂を込めたラップと抑揚があって感情が込められている表現が人々の心を動かすのですが、これができるアーティストは限られていて、このように音源に落とし込められることはとても貴重に思います。
ライブの映像を見るとこの曲での観客の引き込まれ方がとても印象的で、是非ライブで聞いてみたくなる曲です。
まとめ
日本語ラップの名曲は人の心を動かす力を持っていて、それに救われたという人も多いのが特徴です。
日本語で表現することで、日本語にしかできない良さがあるのが日本語ラップの良さでもあります。
日本語ラップのおススメアルバムについてもこちらの記事で紹介しています。
【日本語ラップ】japanese HIP HOP オススメアルバム3選音楽関連の記事はこちらにまとめてあります。
音楽レビューのまとめ【ブログでオススメの曲やアルバムを紹介】2019年のオススメ日本語ラップについての記事はこちらです。
2019年リリースの哀愁系JAPANESE HIP HOP BEST5
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