tofubeatsアルバム「RUN」を聞いた&レビュー

音楽

今やHIP HOPやクラブミュージックの枠を超えアーティストとして歌い手として

唯一無二の存在感を放つtofubeatsの最新アルバム「RUN」が素晴らしいです

今を表現しながらも進化し続け表現の幅を広げるtofubeatsの最新アルバムは最高の内容でした

featアーティストがなくての表現の幅の拡大や、様々な音楽を解釈したトラックなど

そのアルバムの魅力と聞きどころを余すことなく紹介していきたいと思います

RUN

懐かしい感じのシンセリフから始まる表題曲はオートチューン&ディストーションという

今USでも多い歪みを限界まで追求したミックスのような新しさも持ちつつ

とても短い曲の長さで余韻をもたせてくれるような曲です

今の心情を素直に吐露するようなリリックがまさに走り続ける大変さを表していますが

上記のようなギミックがあることでトップランナーであり続けることを期待させてくれる曲です

skit

最後に「ふめつのこころ(SLOWDOWN)があるのでそれを聴くとニヤッとさせられる演出です

ふめつのこころ

PVはRIVERのストレート表現のカウンターとも言えるなんじゃこりゃ系です

トラックはEDM的な音サビ的シンセリフやチョップした声ネタ全開ながらも

DISCO的なコード感などで日本的に聞かせるtofubeats真骨頂的な曲です

ふめつのこころはダブルミーニング的なリリックと思われますが

「ふめつのこころ」で良曲を作り続けて欲しいと思える曲です

MOONLIGHT

Heatbeatなんかも彷彿とさせる80年代DISCOやそれをネタにしたHIP HOPのようなパーティー感を感じさせてくれます

ストレートな感じでポジティブKなんかを好きな人にもはまりそうな曲です

NEWTOWN

スタッター的なエフェクトがクセになる曲です

NEWTOWNをひたすら「あたらしいまち」と表現し

声ネタでそのフレーズをリフレインしていく感じがtofubeatsらしい曲です

この曲でもそうですがミニマム感の強いマイナーなコード感から

終止感のあるコードに移行して見せ場を創出していくのが結構好きです

SOMETIMES

バックトラックのピッチを若干ずらす手法は坂本教授が戦メリでも使った手法で結構ありますが

まさにtofubeats節に仕上げられていてつい聞き入ってしまうような曲です

しかしこのトラックの音圧の中でもヴォーカルが存在感を示すのは自分の歌と曲を熟知していると言えます

DEAD WAX

これはやられました!!!いい!!意外性の塊です

NHKの教育放送のような曲ですがこの曲をオートチューンないしで演るあたり

tofubeatsのアーティストとしての円熟味を感じられずにはいられません

RIVER

曲もPVも最高です!!100点に限りなく近い日本人のクラブミュージックの作り方の一つの回答とも言える曲です

(こちらの記事でもその魅力を解説しています)↓

https://tenmusublog.com/%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%91%ef%bc%98%e5%b9%b4%e3%81%ab%e5%87%ba%e3%81%9f%e7%a7%8b%e3%81%ae%e5%a4%9c%e9%95%b7%e3%81%ab%e8%81%9e%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e3%82%aa%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%ac%e3%82%af

まずはトラックですが近年のADM(アコースティックダンスミュージック)などとも言われたチェインスモーカーズやZEDDなどがやりそうなアコースティック構成のバックトラックから始まり

徐々にドラムの数やシンセ感が足され、EDM的なギミックも足されていくような構成で

そこにさらにホーンセクションやヴォイスシンセを足すことでtofubeatsらしさをプラスという高次元の構成になっています

ピアノ表現やストリングスの表現もしっかりとしていてとても感情移入できます

リリック面に関してはtofubeatsの魅力である「少し青いながらも絶妙な切り口」と言えるリリックで、まさに唯一無二です

J-POPに寄り添ったようなストレートな愛情表現に終止するでもなく

名曲「水星」から続く、その独自の世界観から映し出された描写が多くの人を魅了する感じが表現されています

「二人の愛は流れる川のようだ」という一見ストレートだが含みをもたせた表現がとても奥深く感じます

そして常にダブルミーニング的な伏線を匂わせるあたりがHIP HOP的な感覚も併せ持ち

なんとも言えない叙情的な表現につながっているような感じがします

そしてPVとの親和性ですがこのような曲の時の一貫したエモーショナルな表現が見るものを魅了してくれます

個人的にはRME baby face proが楽器の中に混じっていて興奮してしまいました

(RME baby face proの記事はこちら)↓

DTMで宅録プロ音質を目指すならRME Babyface Proがオススメな理由
DTM好きらしく長らくFirewireの機材を多用してきましたがWindows10ではどうやらRMEのカード式オーディオインターフェイスは認識できないらしく久々に新規でオーディオインターフェイスを購入しようと考えました候補に上がったのがRM

こういった渾身の曲にもDTM要素や本当に使っている機材を使うあたりこだわりを感じます

とにかく2018年オススメの曲です

ふめつのこころ(SLOWDOWN)

ふめつのこころリミックス的な曲ですが自分的にはこちらも大好きです

ゆったりとしたビートに乗るふめつのこころも最高にオツで最後の曲にふさわしいですね

曲中に散りばめられた多彩なギミックもtofubeatsらしいです!!

まとめ

2018年オススメのアルバム筆頭です

tofubeatsの多彩な表現力が魅力のアルバムです

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