サカナクション「834.194」を聞いてみたレビュー

サカナクション6年ぶりの待望のニューアルバム834.194が発売されています。

全音楽ファン待望のニューアルバムは、80年代オマージュなどの時代の流れを汲みながらも「サカナクション節」全開の傑作盤です!!

7枚目の今作はシングル曲も多く含まれ、初めてサカナクションに触れる人にも分かりやすい内容になっています。

また、ダンスミュージックとの融合や80`sの解釈などいつも通りのセンスの良さと、様々なジャンルの音楽ファンを唸らせる音楽性を持っています。

それでいてポップで聴きやすく耳に残るメロディーがあり、CMや主題歌などで慣れ親しんだ曲が入っているのも魅力的です。

2019年代表的なアルバムになりそうな今作をレビューしていきたいと思います。

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Apple Musicでも聞くことが可能です。

サカナクション「834.194」曲紹介

忘れられないの

今アルバムのリード曲で代表曲とも言えるキャッチーなサビが印象的な、往年のディスコヒットを思わせるような曲です。

PVからも80年代のオマージュが随所に感じられて、昔からのディスコミュージックファンにも受けそうな感じです。

BONNIE PINK – A Perfect Skyを連想させるようなオケに、小気味の良いベースとミュートギターが絡み合い気持ち良いグルーヴを生み出しています。

そこに余裕があるヴォーカルが乗ってきていて、Aメロの出だしの「忘れ〜られないの〜」などが80年代歌謡曲と現代音楽の高い融合を感じさせてくれます。

コード感や、フィルインでの下降のコード進行などまさに往年のディスコ曲やルーツブラックミュージックを感じさせてくれます。

この夏100回は聞くことになりそうなお気に入り曲です!!(すでに30回は聞いていますw)

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多分、風。

大ヒットも記憶に新しい、CM曲にも使われていた12番目のシングル曲です。

ピアノの連弾が疾走感を感じさせてくれるエレクトロミュージック的な曲です。

しかしながら、Pefumeなどと違うところは、サイドチェインコンプなどの効果を過度に演出しすぎず、歌ありきの曲としているところで、サカナクション特有の、ポップスとクラブミュージックとの「適度な融合感」のバランスが素晴らしい曲です。

タイトルのつけ方や、思わず聞き入ってしまう歌詞、サビのキャッチーさがクセになる曲です。

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新宝島

映画「バクマン」の主題歌で当時よく耳にした11枚目のシングル曲です。

サカナクションのオルタナティブロック感とダンスミューックの融合の原点が垣間見える曲となっています。

最初聞いた時には、「あまり好きじゃ無いな」と感じましたがだんだん好きになっていった曲でもあります。

そのポイントは平歌からサビへの大胆な展開と、サカナクションらしいサビのキャッチー感が気持ちいいからでした。

正直Bメロがダラダラしていたらありがちな日本のB級ポップスですが、清くそこをギターで表現し勢いをつけてサビにいく感じがセンスを感じます。

また、2番が始まる時のシンセベースがグンと手前にくる展開も日本の曲にはあまり無い感じで好きなポイントです。

グッドバイ

2019年に聞くとやや懐かしくも感じる9枚目のシングル曲です。

哀愁漂うギターの音色が感情を揺さぶってくるような、ストレートなバンド曲です。

1節にはバンドの解散も意識されていたということで、グッドバイの部分により一層の哀愁を感じるのもそのせいでは無いかと感じます。

最後のギターの歪み感など個人的には好きなポイントです。

この曲で解散しなかったことで、最高のアルバムが聞けたので本当によかったと感じさせてくれる曲です。

ナイロンの糸

この曲がアルバムに先立ってPVが公開された時に、サカナクションのセンスのよさとアルバムの期待感が最高潮に達したのを覚えています。

まず曲的には昨今のEDMの主流でもある、ギターやピアノから入り控えめなドラムで演出しサビはドラム無しの展開。

2番からは徐々に音数を足してリッチな感じにしていく、そこには常にヴォーカルの良さとサビでの存在感が要求される。

そして大サビで大円団な感じにし、壮大な世界観を演出するというような曲調を高い次元で再現し日本人が聞けるような感じに昇華していてとても感動しました。

ZEDDやThe ChainsmokersやMashmelloなどの世界的に人気があるEDMのプロデューサーが用いる手法を、違和感なくアルバムに落とし込めるセンスに「一生サカナクション聞きます!!」と思わせてくれるような曲でした。

さらには随所にある裏打ち的な演出や、左右に開いたドラムやリバーヴ感の効いたスネアや、2019年らしいシンセの使い方も音楽の作り手からも勉強になる曲です。

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さよならはエモーション

所謂「ドラムンベース」的な作風ですが、そこにもサカナクションのセンスが随所に見て取れる良曲です。

この曲は好きすぎるポイントがありすぎるので箇条書きにします!!

さよならはエモーションの好きなポイント

✅入りのエレピとドラムの部分が「ドラムンベース感」があり、それと共存するヴォーカルの良さ。

✅からの「レシートは捨てた」のリフレイン。

✅からのサビ「さよならはエモーション」

✅2番からは本格的にドラムンベース!!

✅からのサビは完全にロックの曲でしか無いという振り幅。

✅ブリッジの展開の美しさとその前後のギミックが好き。

✅最後のサビが「エモーショナル」以外の何者でも無い。

✅からの多重コーラスのアウトロ!!ドラムンベースでこんな展開聞いたこと無い!!

やや取り乱しましたが、大好きな曲だったのでアルバムに再度収録され2019年も聞かれることに喜びを感じています。

あとがき

サカナクションはどの音楽ジャンルからも評価される稀有な存在のバンドです。

とにかくその音楽性とセンスには毎回感心させられ、信頼できるバンドであると再認識させてくれます。

最近はその言質でも話題になりましたが、いつも「好きなことをする」感じが伝わってくる素晴らしいバンドです。

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その他の音楽のレビューもブログに書いています。

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